こんにちは。
新涼の秋が気持ち良い季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今日は、口腔機能発達不全症について少しだけお話します。

口腔機能発達不全症とは、原因となる疾患がないにも関わらず、食べる、話す、呼吸するなどの機能が十分に発達していない状態をいいます。

2018年から18歳未満の子どもに保険適用になった病名です。

例えば、飲み込み方や舌の動かし方などに癖がみられたり、お口で息をする習慣がある場合は、口腔機能発達不全症が疑われます。

これらの機能不全がある場合は、機能の修繕、回復を早い段階で行う必要があります。

口腔機能発達不全症は、離乳前・離乳完了後と成長段階において、食べる、話す、その他のチェックリストを用いて診断します。

そして、口腔機能発達不全症と診断がされると、舌や唇の力を強化するトレーニングなどの訓練を行っていきます。

小児期だけでなく、中学・高校時代を含め、将来的に良好な口腔機能を維持していく上で、とても重要な時期になります。

お子さんのお口に不安がある方は、ぜひ一度歯科医院でご相談されてみてください。