クリニック紹介
■診療内容
診療内容歯科インプラント・歯科口腔外科・審美修復治療・歯列矯正治療・歯周治療・歯科再生療法・一般歯科・小児歯科、高齢者歯科
■診療時間
あんざい歯科クリニック
平日9:00~20:00
土曜9:00~13:00
ベイフロントクリニック
平日9:00~20:00
土曜9:00~18:00
トピックス
口腔がんについて 唐下梨絵
口腔がんは口腔粘膜に生じるがんで、直視可能ながんです。 男女比は2:1と男性に多く、男女とも加齢に伴い増加傾向にあります。 進行がんで発見されることが多く、5 年相対生存率は全がんと比較して、限局、領域、遠隔の いずれのステージにおいても予後はあまりよくないとされています。 口腔がんが進行がんで見つかる理由として、患者側、歯科医師側の問題とともにがんの特性に よるものがあります。
【患者側の問題】
・ヘビースモーカー
・痛みなどの自覚症状が乏しい
【歯科医師側の問題】
・異常確認できていてもがんの判断ができない。
・認知バイアス
例えば大きな災害時などに、自分だけは大丈夫、と思うような心理特性
【がんの増殖の特性】
直径1cmとなるまで 10 年かかるがその後は急速に大きくなる
【口腔がん鑑別のポイント】
・硬い ・赤い、白い ・痛みに乏しい ・不整形 ・非対称性
これらに当てはまるものは口腔がんの可能性が高いです。
さらに口腔がんの半数以上は前がん病変の一部から発生します。
また、臨床所見と伴に口腔がんのリスク因子も考慮されます。
【口腔がんのリスク因子】
(グループI)確実な因子(グループII)ほぼ確実な因子です。
グループI・・・喫煙、過度の飲酒,噛みたばこ、HPV感染
グループII・・・紫外線(口唇がん)
【その他可能性がある因子】
年齢(40 歳以上)、GVHD(移植片対宿主病)、遺伝性症候群、 HIV感染、口腔衛生不良、義歯等補綴物による慢性刺激
また歯周病も口腔がんのリスクを 2~3 倍増加させるといわれています。 ニコチンが歯周病の悪化にも影響することから禁煙指導も重要とされます。 早期に禁煙することで頭頸部がんのリスク低下にもつながります。
口腔がんの早期発見、早期治療を行うためにも、〝痛くなったら歯医者に行く〟だけではなく 日頃から歯科検診や歯のクリーニングで定期的に歯科を受診されることをおすすめします。
【患者側の問題】
・ヘビースモーカー
・痛みなどの自覚症状が乏しい
【歯科医師側の問題】
・異常確認できていてもがんの判断ができない。
・認知バイアス
例えば大きな災害時などに、自分だけは大丈夫、と思うような心理特性
【がんの増殖の特性】
直径1cmとなるまで 10 年かかるがその後は急速に大きくなる
【口腔がん鑑別のポイント】
・硬い ・赤い、白い ・痛みに乏しい ・不整形 ・非対称性
これらに当てはまるものは口腔がんの可能性が高いです。
さらに口腔がんの半数以上は前がん病変の一部から発生します。
また、臨床所見と伴に口腔がんのリスク因子も考慮されます。
【口腔がんのリスク因子】
(グループI)確実な因子(グループII)ほぼ確実な因子です。
グループI・・・喫煙、過度の飲酒,噛みたばこ、HPV感染
グループII・・・紫外線(口唇がん)
【その他可能性がある因子】
年齢(40 歳以上)、GVHD(移植片対宿主病)、遺伝性症候群、 HIV感染、口腔衛生不良、義歯等補綴物による慢性刺激
また歯周病も口腔がんのリスクを 2~3 倍増加させるといわれています。 ニコチンが歯周病の悪化にも影響することから禁煙指導も重要とされます。 早期に禁煙することで頭頸部がんのリスク低下にもつながります。
口腔がんの早期発見、早期治療を行うためにも、〝痛くなったら歯医者に行く〟だけではなく 日頃から歯科検診や歯のクリーニングで定期的に歯科を受診されることをおすすめします。