冬ももうすぐそこまで来ています。
寒い季節に突入しました。
朝晩の気温もグッと下がり、でも日中は暖かい…
読めない気温です。

さて、皆さんは、歯がしみる！と感じたことはありませんか？？
最近受診される方で多いですが、しみる！！という症状。
主に風や冷たいものでしみたり、柑橘を噛んだ時にしみたり、歯ブラシの毛先を当てるとしみるという方もいらっしゃいます。
こういった症状を『知覚過敏』と言います。

歯の表面の部分のエナメル質という固い部分が傷つき、中の組織が露出することによって外部の刺激が神経に伝わり、痛みに変わって起こっています。
歯には、熱い、冷たいという知覚がなく、中の神経に起こる刺激がすべて痛みに感じているのです。

最も多い原因が間違った歯磨きによるもので、長年固めの歯ブラシでゴシゴシと力任せに磨いた結果、エナメル質（特に根本）が傷つき知覚過敏が生じると考えられます。
尚、荒目のザラザラ感の強い歯磨剤と合わせるともっと傷つく恐れがあります。


そして、最近は歯ぎしりも知覚過敏の大きな原因だと言われています。
エナメル質同士を顎の強い力でこすり合わせる為、その結果エナメル質が削れたり割れたりする原因となるのです。



酸性の強い食べ物や飲み物は、エナメル質を溶かしてしまうのでこちらも『酸蝕歯』と言って知覚過敏の一種になります。



いかがでしたか？こういった症状が出ていませんか？？
対処方法は症状によって様々なので、しみていて虫歯かな？と感じているならば、一度受診してみてください！
もちろん虫歯によってしみている場合もあるのですが…
決して自己分析で対処せず、小さな事でもお気軽にご相談ください。