クリニック紹介
■診療内容
診療内容歯科インプラント・歯科口腔外科・審美修復治療・歯列矯正治療・歯周治療・歯科再生療法・一般歯科・小児歯科、高齢者歯科
■診療時間
あんざい歯科クリニック
平日9:00~20:00
土曜9:00~13:00
ベイフロントクリニック
平日9:00~20:00
土曜9:00~18:00
トピックス
赤ちゃんの歯磨き 李 瀟瀟
こんにちは!ママさん衛生士の李です。
1年間の産休・育児休業を経て、4月より復職させていただきました。
保育園に通い始めた頃は、週に一度熱を出していた息子も1歳3ヶ月になり、よく遊び、よく食べ、よく寝る元気な子に育っています。
子育てをしながら働くのは、とても大変なのですが、毎日元気にがんばっています!
そこで今回はママさん衛生士として経験してきた「赤ちゃんの歯磨き」について皆さんにお話したいと思います。
子供を持つお友達からよく聞かれる質問
「赤ちゃんっていつから歯磨きするの?」
「赤ちゃんの歯磨きってどうやってするの?」
「歯医者っていつから行かせたらいいの?」
この他にもいろいろありますが、この3つはかなり聞かれますね。
やはり皆さん自分が虫歯の経験をしているようで、子供には虫歯の痛い思い、歯医者での恐い治療をさせたくないのでしょう。
では、わたしの経験を交えながら質問に答えていきますね。
「赤ちゃんはいつから歯磨きするの?」
乳歯が生えてきたらお口のケアを始めましょう!
乳歯は生後6~9ヶ月頃から生え始めるのが一般的ですが、歯が生え始める時期には個人差があるので(生後2ヶ月で生え始める子もいれば、6ヶ月を過ぎてからも生えない子もいます)、授乳のときなどによく見てあげましょう。
まだ歯が生えていない時期から授乳後にガーゼで歯茎を拭いてあげても構いません。
ちなみにわたしは初めての子育てでそこまで余裕はありませんでした。
「赤ちゃんの歯磨きってどうやってするの?」
本やインターネットにはよく「始めはガーゼや綿棒を使って、慣れてきたら乳児用の歯ブラシに変えていきましょう。」と書いてありますが、わたしはよく固めのおもちゃやシリコン製の歯ブラシをおもちゃ代わりに渡して口にくわえさせて遊ばせていました。
というのも、離乳食スタート時期でもある6ヶ月から1歳頃までは、唾液の自浄作用で赤ちゃんの口の中は清潔な状態なのです。この時期の歯磨きは清潔にするというよりは、歯磨きに慣れさせることが目的なのです。その意味では赤ちゃんに歯ブラシを持たせるだけでもいいのかもしれませんね。
もちろん、歯ブラシで遊ばせた後は、わたしが仕上げ磨き用歯ブラシで優しく歯を磨いていました。
回数は1日1~2回でOKです。
うがいができるようになるまでは歯磨き粉は使わなくても大丈夫です。
わたしは子供にホームジェルというフッ素のジェルを1歳から使い始めました。
ジェルなのでうがいの必要はなく、普通に使う分には飲み込んでも問題はありません。
何よりも、子供がホームジェルの味がすごく好きなようで、歯ブラシを見せただけで嬉しそうに寄ってきます。ホームジェルのおかげで歯磨きがとても好きになっています。
フッ素の効果は、脱灰の抑制(虫歯菌の働きを弱め、歯垢が作る酸の量を抑えます)、再石灰化の促進(歯から溶け出したカルシウムやリンを歯に戻してくれます)、歯質強化(歯の表面を酸に溶けにくい性質に修復します)があります。
特に乳歯や生えたての歯は軟らかいので、フッ素を使い歯質強化に努めたいですね。
「歯医者っていつから行かせたらいいの?」
1歳半から3歳までは「感染の窓」と呼ばれ、虫歯菌が感染しやすい時期です。歯が生えていない乳児には虫歯菌は検出されませんが、ご家族などスキンシップから感染するといわれています。
上下の前歯が生えそろい奥歯が生えてくると虫歯のリスクが高まります。
その機会にかかりつけの歯科医院を作り定期的に虫歯のチェックやブラッシング指導をしてもらうといいですね。もちろん歯が生え始めてからご心配なことがあれば、お気軽にご相談もいただけます。
さて赤ちゃんの歯磨きについて参考になりましたでしょうか。
少しでもお父様方、お母様方のお役立てれば嬉しいです。
最後になりましたが、お子様の口腔ケアも重要ですが、ご家族の口腔ケアも重要であり、定期的な歯科検診やクリーニングを受けることも大切です。
お父様、お母様の歯を守ることが、お子様の歯を守ることへつながります。
わたしも子供の歯を守るために、日々がんばっていきたいと思います。
1年間の産休・育児休業を経て、4月より復職させていただきました。
保育園に通い始めた頃は、週に一度熱を出していた息子も1歳3ヶ月になり、よく遊び、よく食べ、よく寝る元気な子に育っています。
子育てをしながら働くのは、とても大変なのですが、毎日元気にがんばっています!
そこで今回はママさん衛生士として経験してきた「赤ちゃんの歯磨き」について皆さんにお話したいと思います。
子供を持つお友達からよく聞かれる質問
「赤ちゃんっていつから歯磨きするの?」
「赤ちゃんの歯磨きってどうやってするの?」
「歯医者っていつから行かせたらいいの?」
この他にもいろいろありますが、この3つはかなり聞かれますね。
やはり皆さん自分が虫歯の経験をしているようで、子供には虫歯の痛い思い、歯医者での恐い治療をさせたくないのでしょう。
では、わたしの経験を交えながら質問に答えていきますね。
「赤ちゃんはいつから歯磨きするの?」
乳歯が生えてきたらお口のケアを始めましょう!
乳歯は生後6~9ヶ月頃から生え始めるのが一般的ですが、歯が生え始める時期には個人差があるので(生後2ヶ月で生え始める子もいれば、6ヶ月を過ぎてからも生えない子もいます)、授乳のときなどによく見てあげましょう。
まだ歯が生えていない時期から授乳後にガーゼで歯茎を拭いてあげても構いません。
ちなみにわたしは初めての子育てでそこまで余裕はありませんでした。
「赤ちゃんの歯磨きってどうやってするの?」
本やインターネットにはよく「始めはガーゼや綿棒を使って、慣れてきたら乳児用の歯ブラシに変えていきましょう。」と書いてありますが、わたしはよく固めのおもちゃやシリコン製の歯ブラシをおもちゃ代わりに渡して口にくわえさせて遊ばせていました。
というのも、離乳食スタート時期でもある6ヶ月から1歳頃までは、唾液の自浄作用で赤ちゃんの口の中は清潔な状態なのです。この時期の歯磨きは清潔にするというよりは、歯磨きに慣れさせることが目的なのです。その意味では赤ちゃんに歯ブラシを持たせるだけでもいいのかもしれませんね。
もちろん、歯ブラシで遊ばせた後は、わたしが仕上げ磨き用歯ブラシで優しく歯を磨いていました。
回数は1日1~2回でOKです。
うがいができるようになるまでは歯磨き粉は使わなくても大丈夫です。
わたしは子供にホームジェルというフッ素のジェルを1歳から使い始めました。
ジェルなのでうがいの必要はなく、普通に使う分には飲み込んでも問題はありません。
何よりも、子供がホームジェルの味がすごく好きなようで、歯ブラシを見せただけで嬉しそうに寄ってきます。ホームジェルのおかげで歯磨きがとても好きになっています。
フッ素の効果は、脱灰の抑制(虫歯菌の働きを弱め、歯垢が作る酸の量を抑えます)、再石灰化の促進(歯から溶け出したカルシウムやリンを歯に戻してくれます)、歯質強化(歯の表面を酸に溶けにくい性質に修復します)があります。
特に乳歯や生えたての歯は軟らかいので、フッ素を使い歯質強化に努めたいですね。
「歯医者っていつから行かせたらいいの?」
1歳半から3歳までは「感染の窓」と呼ばれ、虫歯菌が感染しやすい時期です。歯が生えていない乳児には虫歯菌は検出されませんが、ご家族などスキンシップから感染するといわれています。
上下の前歯が生えそろい奥歯が生えてくると虫歯のリスクが高まります。
その機会にかかりつけの歯科医院を作り定期的に虫歯のチェックやブラッシング指導をしてもらうといいですね。もちろん歯が生え始めてからご心配なことがあれば、お気軽にご相談もいただけます。
さて赤ちゃんの歯磨きについて参考になりましたでしょうか。
少しでもお父様方、お母様方のお役立てれば嬉しいです。
最後になりましたが、お子様の口腔ケアも重要ですが、ご家族の口腔ケアも重要であり、定期的な歯科検診やクリーニングを受けることも大切です。
お父様、お母様の歯を守ることが、お子様の歯を守ることへつながります。
わたしも子供の歯を守るために、日々がんばっていきたいと思います。