こんにちは。 ４月に入り、やっと暖かくなってきました。
皆さんお花見はされましたか？
当院でも、診療後に皆でお花見をしました。
桜の名所の舞鶴公園も歩いてスグです。


満開前で桜はチラホラ。少し早かったです。

そして、、３月の大イベント！リーダー的存在の伊東さんの送別会。
サプライズの準備もしていたので、皆でドキドキでした



私達後輩衛生士の教育も最後までしっかりとしていただきました。
本当にお世話になりました。これからもっと気持ちを引き締めて皆で頑張っていきます。

さて、本題ですが、
今回は「親知らず」についてお話ししたいと思います。

【親知らずとは】
第三大臼歯や智歯とも呼ばれ、大人の歯の一番奥に生えてくる歯のことをいいます。大体、１０代後半から２０代前半に生えてきます。親知らずは、まっすぐ生えずに斜めや横に生えていることや、歯茎の中に埋まっていて生えてこないこともあります。

【痛みや腫れの原因】
親知らずが斜めや横に生えていると、歯茎の周りに汚れが残りやすく炎症が起こり、痛みや腫れるといった症状が出やすいです。また、親知らずの頭の周りの骨が炎症によって吸収され、汚れがたまりやすくなり、さらなる炎症を起こします。こういった症状の場合は、抗生物質のお薬や歯科医院で親知らず周りをきれいに清掃することで、症状が落ち着きます。
また、一番奥に生えている親知らず周りは歯ブラシが届きにくいため、親知らずの前の歯や親知らず自体に虫歯もできやすいです。





痛みや腫れを繰り返す場合、虫歯が進行している場合、親知らずが斜めに生えていて他の歯並びが悪くなる場合は歯を抜くこともあります。
若い時に抜いていた方がこれらの色々な弊害が起こりにくくなります。

親知らずの生え方が気になる方、痛みや腫れの症状がある方は、一度歯科医院に来院されてみてください。お口の中全体を映すレントゲンを撮ると、親知らずの生え方がわかり、抜いたほうがいいかが分かります。

私自身、下の親知らずを2本抜いた経験があります。虫歯の治療のためにレントゲンを撮った時、親知らずがあることを知りました。どちらも真横に向いていて、前の歯を押している状態でした。痛みはありせんでしたが、虫歯になりやすいことや歯並びに影響することを考え、抜くことを決心しました。まだ学生だったので、親知らずを抜くことが不安だったことを覚えています。そんな時、先生や衛生士さんの声掛けはとても安心できました。
自分自身の経験があるからこそ、「お痛みはでていないですか？」「顎はきつくないですか？」など声掛けの大切さを知っています。親知らずの抜歯の補助につくときは、特に気を付けて声掛けをしています。

親知らずを抜くことについて、不安や恐怖心などお持ちの方は多いと思います。少しでも安心していただけるよう、丁寧に説明し、対応しています。分からないことや心配事などありましたら、なんでも聞いてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。