こんにちは。
春の訪れが待ち遠しく、まだまだ寒い日が続きますね。
風邪予防としてもありますが、私は通勤のとき必ずマスクをしています。マスクをしているだけで顔がぽかぽかになります。
みなさんも風邪予防、防寒として毎日されていることはありますか？

話はかわりますが、
今回は入れ歯の清掃の仕方についてお話していきたいと思います。
入れ歯を使用されている患者さんに、「どのようにして入れ歯を洗浄されていますか？」とお聞きすると・・・
・「歯を磨いている歯ブラシでゴシゴシ洗っています。」
・「歯磨き粉をつけて洗っています。」
・「寝るときも入れ歯を入れたまま寝ています。」
・「水洗いをするだけです。」
・取り外し式だと思っていない方は、「入れ歯を作った日からずっと何年も入れっぱなしです。」（部分入れ歯の場合）等の答えが返ってきました。

入れ歯を長年使われている患者さんの中には、正しい清掃方法がわかっていない方もいらっしゃいます。

入れ歯でも歯と同じように歯垢や歯石、着色がついたりするのです。
なので、毎日しっかりと洗浄していかなくてはなりません。

まずは清掃用具のブラシについてです。


このように、入れ歯専用のブラシは持つところも大きく把持がしやすくなっています。
小さいブラシの方は少し固くなっていますので、金属の部分を磨くのに良いです。（部分入れ歯の場合のみ）
大きいブラシの方は、軟らかくなっていますので歯や、粘膜に触れる部分を磨いてください。（金属部分以外のところになります。）

次に、入れ歯専用の洗浄剤を使いましょう。
水洗いでブラシだけ当てても取れる汚れも取れません。
入れ歯は歯より軟らかい素材で出来ているので、歯を磨く研磨剤で磨くと入れ歯に細かい傷が入ってしまいます。
傷が入ることによって、着色など汚れもつきやすくなり雑菌が繁殖し、口臭の原因にもなります。


毎食後、必ず入れ歯を外して洗浄し、寝るときはポリデント（つけ置き用の洗浄剤）などに一晩つけておくと嫌な臭いや滑りも取れ、殺菌出来るのでより効果的です。

あんざい歯科ベイフントクリニックでは入れ歯を作られた方に、入れ歯を保管するケースをお渡ししています。


その際、先生や歯科衛生士が入れ歯の取り扱い方や清掃の仕方など、丁寧に説明させていただきますので初めての方でも安心して下さい。

ご不明な点があれば一度ご来院ください。
スタッフ一同、親切丁寧に対応させていただきます。
みなさん風邪には、十分気を付けられてください。