■診療内容
診療内容歯科インプラント・歯科口腔外科・審美修復治療・歯列矯正治療・歯周治療・歯科再生療法・一般歯科・小児歯科、高齢者歯科
■診療時間
あんざい歯科クリニック
平日9:00~20:00
土曜9:00~13:00
ベイフロントクリニック
平日9:00~20:00
土曜9:00~18:00
雨も明け、本格的な夏を迎えましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。
私は、4月から入社しました杉本と申します。
分からないことや、不安なこともありますが先輩方のサポートの元いろんなことに挑戦し、日々新しいことを学んでいます。
今現在歯科衛生士として診療のアシスタントや、予防歯科であるPMTCなどの業務に携わっています。
PMTC(歯のクリーニング)では、汚れているところが患者さん自身によく分かるようにプラーク(歯垢)に色を付ける染め出しを行い、患者さんに合ったブラッシング指導などを行っています。
PMTCを行う上で、歯磨きに対する意識を上げる難しさや、来院するたびに口腔内が綺麗になっていく喜びを感じながら日々頑張っています。
ところで、皆さん“プラーク”という言葉を聞いたことはありますか?
歯医者さんや、歯磨き粉のコマーシャルなどで一度は耳にしたことがあるのではないのでしょうか。今回はそのプラークについてお話しさせていただきます。
今回は歯科衛生士が大きく関わっている「歯科予防処置」について詳しくお話しします。
プラーク(歯垢)とは
プラーク(歯垢)とは歯の表面に付着した白くてネバネバしたものを指します。
ただの汚れや食べ物のカスだと思っている方が多いですが、実は細菌のかたまりなのです。
食べ物のカス(主に糖類)を栄養源として、1g当たり一億以上の細菌を増やしていきます。
この細菌をそのままにしておくと歯や歯茎に悪い影響を及ぼし、虫歯や口臭、歯周病に繋がるのでプラークコントロールを徹底し、口腔内を清潔に保つ必要があります。
プラークコントロールとは
虫歯や口臭、歯周病を予防・改善するにはプラークコントロールがとても重要になってきます。
プラークコントロールとは、さまざまな手法を使ってプラークの量を減らすことをいいます。
たとえば、
1 歯ブラシによる歯磨き
2 糸ようじ、フロス、歯間ブラシなどによる歯間部の清掃
3 規則正しい食生活
4 糖類の制限
5 歯科医院での歯のクリーニング などがあげられます。
プラークが残りやすい部位と磨き方
上手な歯磨きのポイント
1 小刻みに優しく磨く(強くゴシゴシしない)
2 歯ブラシを鉛筆持ちで握ると細かいところが磨きやすい
3 磨き残しの無いように、磨く順番を決める
4 鏡で確認しながら磨く
5 最後のすすぎは一回で大丈夫!
最後に
口の中にプラークをなるべく残さないためには、毎日の歯磨きがとても重要なので歯磨きの習慣をきちんとつけ、歯ブラシの当て方に注意して磨いて下さい。
歯磨きの仕方やどのような歯ブラシを選べば良いかわからない時はぜひ、歯科医師または歯科衛生士に相談して下さい!
歯の健康は全身の健康にもつながるので自分の歯を大切にしていきましょう、厳しい暑さが続きますが、健康にはくれぐれも気を付けてお過ごし下さい。