平成２５年３月１７日（日）に４月から入社する歯科医師と歯科衛生士を集め、新人研修オリエンテーションを開催しました。
会場は、中央区港のあんざい歯科ベイフロントクリニックでした。理事長、理事の講義とともに私の歯科衛生士としての講義を行いました。その後、昼食をとり、プロビジョナルレストレーションの実技実習という流れですすめました。

歯科衛生士の研修内容は下記としました。
■社会人・衛生士としての心構え
■歯科衛生士の役割
■歯科医師と患者様と歯科衛生士
■ロングスパンでのメインテナンス
■治療継続の動機づけ
■ＮＧ　ＡＣＴＩＯＮ（患者様に嫌われる行動）
■歯科衛生士の業務内容（プロフェッショナルトゥースクリーニンング＜PMTC＞等歯周病ケア中心に）

PMTCは歯科の専門家であれば誰でも行えますが、当院では各衛生士が担当の患者様をかかえ、各個人に対して保健指導・生活習慣指導後、経過を記録用紙に記載、管理しています。
通院する間隔を決めたり、使用する器具を変えたりして、患者様自身の歯科に対する意識を高めていくことに注意を払っています。
PMTCで定期的に通院することで、現在の口腔内の状態・状況を患者様自身が把握することができます。出血しやすい部位や磨き残しの程度を伝え、 磨き方や嗜好品について指導を行うことで、少しずつ予防への意識が高まっていきます。
私たち衛生士がやるべきことは、“前回からの口腔内の変化”と“保健指導を行ったことによる患者様の意識の変化”に気づくことです。
患者様のやる気を引き出すと、次の来院にもつながり、予防歯科が確立します。
新入社員の歯科衛生士の奮闘を期待しています。